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ここは学園都市のある学校

この学校はどこにでもある平凡な学校

放課後になれば外出禁止時刻までの短い時間を楽しむ為、生徒は学校を去る

ところが今日だけは教室に残り、真剣な顔つきで何かを話し合っている

メンバーを見渡すと土御門元春・青髪ピアスを中心に話は進んでいるようだ

あー、誰が始まりだっけ?

ことの始まりは昼休みだったかな

  『カミやん病(カミジョー属性)についての考察・レポート』

 


「マジか・・・」

寮の一室、そこの主である上条当麻は冷蔵庫の中を見て絶望していた

昨夜、妙に雷が酷いと思ったら冷蔵庫が機能を完全に停止していた

容疑者として一人の女子中学生の顔が浮かんだが、自然災害として受け入れられるほどの心は持っている

しかし、大人な彼の後ろには、冷たい現実を前に牙をむき出しにして襲いかかろうとしている一人の少女がいた

「あの、インデックスさん?上条さんに罪はないかと思うのですが・・・」

「イタダキマス!」

朝の寮に叫び声が木霊する

「ハゲたらどう責任取るんだよ・・・」

震える声で文句を言いながらコンビニへ向かう

仮に少女に対して反撃に出たとしても返り討ちに遭うのは目に見えているので目の前では言わない

朝食と昼食を調達し、それらを全て空腹少女に食べられ、泣きながら登校する

 

学校に着いて空腹の約三時間を過ごした後、時は問題の昼休みとなる

四時限目の終了チャイムと共に教室を飛び出し購買へ行く

一分もしないうちにパンを片手に笑顔の少年が戻ってくる、はずだった

「ふぅ、売り切れてなくてよかった」

上条は知る由もないのだろうが購買やらのパンは案外売れ残ることは多かったりする

何かやりきった感溢れる表情で戻ってきた少年は油断してしまったのか

入口の段差で躓き、パンを手放してしまう

言葉とも認識できないような声で叫ぶ少年を余所に、パンは雑踏の中へ散っていく

小さな期待を乗せてその行く先を祈っていたがそれも虚しく、パンは原型を留めていなかった

「うぅっ・・・いくらなんでも不幸すぎる・・・」

両手を地につきポタポタと涙を流す少年を見ていた姫神秋沙が

「少し、分けてあげる」

と、自分の弁当を差し出して言った

それを聞いた上条は、ぶわっと涙を流して感謝の言葉を並べようとしたところで、周りの男子に取り押さえられた

「な、なんだお前ら!」

「うるせー、お前だけそんな優遇は許さねえ!」

「そうだ!なんでもかんでも『不幸だ』で済ませられると思うなよ!」

「それでいつの間にか女の子と仲良くなってるんだにゃー」

「うるさい!お前らに昼飯を目の前で潰された悲しみがわかるか!」

「そんなことより、その上条属性の方が俺たちにとって悲しいよ」

「カミやん。一度諦めて男たちと語るんや」

「よし、放課後みんな残れよ!」

「えー!話の流れが掴めない」

昼休みの終了のチャイムと共に男たちは去っていく

姫神は相変わらずだね、とでも言いたそうな目でこちらを見ていた

 

そして迎えるは放課後

空腹に耐えきれなくなってきた上条は今すぐ帰りたかったが、その肩を彼の隣人、土御門元春がガッチリと掴んでいた

「カミやん、向かう場所が違うぜい?」

ずるずると引きずられ、机を囲って作った議論スペースの真ん中に放り投げられる

クラスの男たちは無言で席に着く

テスト中かのような真剣さだ

ただ、刺すような視線だけは自分に向けられているのだが

「(なんでこんなことに・・・なんていうか、不幸だ)」

そろそろ無言の圧力に耐えきれなくなってきたあたりで土御門が口を開いた

「本日の議題は『カミやん病』だにゃー。カミやん、自覚がないのはわかる。でも、女の子の手作りお弁当に手を出すようになったら人間おしまいだぜい?」

「義妹に世話してもらってるやつに言われたかねえよ!っつかあれは姫神が手を差し伸べてくれたからであって、俺が横から奪おうとしたわけでもねえだろ」

「な、カミやん!義妹だからって家族なんだにゃー!食事を作ってもらってもなんの問題もないはずだにゃー!!」

「はっ!どうだか、色々な衣装を取り寄せては着せようとしてるんじゃないのか?筋トレ道具しかないはずの部屋の押入れには何が入ってるのかな!?」

「なんでカミやんがそれを!?い、いや!そんなことはしてないぜぃ?」

「まぁまぁ、落ち着きや」

青髪ピアスが仕切りなおす

「土御門のシスコンはこの際置いといて、今はカミやん病について話そうや」

視界の隅で土御門がほっと息を吐いたのが見える

「ぶっちゃけるとカミやんが今ここにいる意味はあまりないんです」

こいつは衝撃発言だ

「ただ、カミやんばかりが良い経験をするのが許せないだけなんや」

「なんだそりゃ」

「僕らだって毎日のように学校に来て『願わくは女の子と仲良くなりないなぁ』なんて思っとるんやで」

「だというのにカミやんは僕らの苦悩を前にその不幸一つで女の子と仲良くなってしまう・・・」

「だから!僕たちがカミやんが日常生活ですることを真似すれば女の子もきっとこっちを見てくれるんや!!」

そう、声高らかに叫ぶと今まで無言だった男どもが雄叫びと共に立ち上がった

「(こ、こいつらアホだ・・・!)」

しかも演説に熱中したせいかエセ関西弁が崩れてきている

「で、今日はそんなカミやんの真似ごとをするためにカミやんの日常を暴いていこう。というわけや」

その後10分ほど話は繰り広げられた

いい加減馬鹿馬鹿しくなってきた、と感じたあたりで話の流れ(矛先)はこっちに向いた

「でも、上条が先に何かを起こしたら俺たちが何をやっても振り向いてくれないんじゃ?」

ぎょろり。と、十数もの視線が一気にこっちに向いた

・・・無言、まるで凶悪な犯罪者の裁判の傍聴席みたいだ

「えー、わたくし上条当麻は日常を要求します・・・」

「てめぇの日常はどこの天国の話だコルァ!」

「うるせえ!俺だって狙ってるわけでもなんでもないやい!」

抗議虚しく明日は監視の下、生活をさせられるようだ


後日

昼休みが始まるなり複数の男子に取り押さえられ、教室の隅で昼飯を食べる

・・・とても異様な光景だ

「じゃあ計画通りいけよ」

「わっはっは、カミやんにできて僕にできないことはありませんでー」

屈辱的なセリフを叫んで青髪ピアスが歩いていく

それとすれ違う形で、堅物女こと吹寄制理がこちらに歩いてきていた

「この不気味な集まりはなんなのかしら?」

下らない理由だったらぶっ飛ばしますって顔をしている

そういえばカルシウムって牛乳の他の摂取方法あんまないよなー

とはいえ、牛乳ばかり飲んでても気持ち悪くなるしなー

あー、小魚とかいいかもな

「貴様に聞いているのだけど上条当麻!」

「えー、なんで俺?」

「なんでって中心にいるじゃない」

正確には捕まっているのですが

「そんな単純な思考じゃ真相には辿りつけませんぞ」

「うるさい!どうしてここに密集しているか聞いているの!」

「俺が知るか、こいつらに聞いてくれ」

突如話を振られた周りの男子は、言い訳を考えていなかったのか焦り始める

そんなところへ追い打ちの如く、青髪ピアスが帰還してきた

「ボロボロだぜ・・・なぜだ、何故カミやんにできて僕にできないんだぁー・・・」

「できないって何が?」

「カミやんの不幸を真似すれば女の子と仲良くなれかも、って昨日会議したやないか」

とそこまで行って青髪ピアスが顔を上げる

そこにいたのは堅物女こと吹寄制理

「なっ・・・ぶふぉぁ!」

驚きの表情も一瞬でおでこに吹き飛ばされた

「お前らもホントに成長しないわね・・・」

ゆらり、と振り返った吹寄の背中にはオーラみたいなものがゆらめいていた

「小学生レベルとはこのことね!」

逃げ惑う男子を片っ端からなぎ倒し、死体の山を積み上げていく女

「お、俺は関係ないぞ」

「今更言い逃れできると思うな!」

最後に見えたのは視界いっぱいのおでこでした

 

~果てしなくオチなし☆~

 

 

あとがき
はい、駄作です
氷点下・・・?-196℃ほどでしょうか?orz

とある魔術の禁書目録のSSを書く。と宣言した後
「あ~できそうにねえな」
と、一瞬で諦めました
でも宣言した直後に取りやめるのも情けないと思い、最後まで書いてみたらこの有様です
こいつは綱渡りだぜ・・・
禁書目録はかなり好きなのですが、いざSSを書くとなると強敵でした

禁書ファンの方へ
駄文をお送りしてしまい、申し訳ございませんでした
ちなみに私は美琴がお気に入りです
今後の展開で美琴に幸あれ

次の氷点下作品は色々な都合(初売りや研修生の瞼の重さ的な都合)により本日の夜とさせてもらいます
勝手をお許しください

あけましておめでとうございます。今後ともよろしくおねがいします

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氏ね、つーか、死ね
イジメをする人間も、それをネタにする人間も
最低の【クズ】だと私は思います。

あなたはどう思いますか?
通りすがり 2008/05/22(Thu)23:52: 編集
Re:氏ね、つーか、死ね
【クズ】は言いすぎだとは思いますけど、イジメはあってはいけないですよね
もしかすると、この話がイジメを題材にしたと思われてしまいましたか?
だとするのなら勘違いをさせてしまうような内容にしてしまったことをお詫び申し上げます

それと、多少過ぎた発言だと思いますが
「死ね」というのも相手を傷つける言葉だということを理解してください
ジョークで使うのであれば良いのですが…
こうして私が言うと「死ね」と言われて怒っているようにも見えてしまうかもしれませんが
私が言われるのは構いませんが、他の人から見たらそれこそ同レベルの人格者と思われる可能性がありますので、よく考えて使用するようにしましょう

繰り返しますが、不快に思われたのであれば申し訳ありませんでした
両者にとっても得のない、誤解を招くような作品を作成したことを後悔し、面白い作品を作っていきますので
今後ともどうかよろしくお願いします
【2008/05/24 12:10】
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誕生日:
1980/02/26
職業:
学生
趣味:
散歩
自己紹介:
 プロフィールを詐称する癖があります。
 二次創作がメインで、現在一次創作は停止気味です。
 暇なとき、「のんびりしていこう」という場所がここであればとても嬉しいです。

最近の衝撃:
 寝言「魔貫光殺砲」
 …そうですか、緑の人ですか。

注意:
 ルールとかとやかく言うのは嫌ですが、一応と。
 他の作家の皆様も何人か迷惑しているそうなのでこちらも。
 まぁ、最低限の常識は守ってください。ということです。

 文書の無断使用・転載はなさらないよう御願い致します。
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